鹿児島遠征の5岳~④甫与志岳を登る  2012・5・4

肝属郡肝付町登山口


甫与志岳(ほよしだけ・966.9m)
  九州百名山地図帳~78座目  九州百名山(旧)~82座目

佐多岬を慌ただしく見物して肝属山地最高峰の甫与志岳登山口へ向かう。南大隈町伊座敷から県74へ、そして先の県66へと来た道を戻る。早朝に稲尾岳へ向かった上原交差点を直進、肝付町から県542へ入り二股川キャンプ場前の林道入り口に「甫与志岳登山口」の看板を見つけて一安心。
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少し悪路のところもあるが途中から舗装された林道を3.5Kmほど進んで終点の登山口へ着く。13時14分。佐多岬から2時間ちょっとかかった。先客の車は4台。
真夏のような日照りとなってきた。
準備をして山へ入る。13時20分。ここの標高≒540m。
山頂まで1.8Km、標高差430mを登る。
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瀬音を聞きながら山道を緩やかに登る。小滝の続く渓谷沿いを気持ちよく歩く。
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植林帯を過ぎて3つ目の沢を渡ると次第に急坂となる。
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自然林の登山路となり急登が続く。
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展望所へ出て山頂方向を望む。
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広葉樹林も低くなってきて連続する急坂を登ると目の前に鎖の下がった岩屋が現われる。
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岩屋の中にある祠は「彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)」を祀るという。
彦火火出見尊が乳母の玉依姫(たまよりひめ)に皇子・鵜葺草葺不合命(うがやふきあえずのみこと=鵜の羽で葺いた産屋が間に合わずに生まれた)を養育させたところと伝える。そこから山の名は母養子山(岳)といわれるようになり、いつしか甫与志(岳)が当てられるようになったという。
その祠。
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すぐ上が山頂のようで人声が聞こえている。
岩屋の右手に踏み跡があり先へ進むが…行き止まり。戻って大岩の左を巻きながら鎖の岩場を上がると1等三角点がある山頂へ飛び出す。14時29分。
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山頂からすばらしいパノラマが展開する。
北西に昨日登った御岳のある高隈山地。明日は盟主の大箆柄岳へ登る。
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西にはうっすらと開聞岳が。
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ロケット発射基地のある内之浦の海岸。
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黒尊岳(くろそんだけ)方向。国見山とあわせて三岳を登ると縁結びの御利益があるとされ「国見、黒尊、甫与志の岳に三度参れば妻たもる」と歌われるという。
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山頂では地元の男性2人組と女性2人男性1人の2組が談笑されていました。
国見平~黒尊岳方向から縦走してこられた3人組パーティを、男性2人組の方がここの登山口から転送?することを快諾されたようだ。
じなしも話に入れていただき明るい皆さんとしばしの山談義を楽しみました。
皆さん下山されたあとで山頂写真。
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平らな露岩に腰をおろしておやつタイムを過ごす。ゆっくり景色を楽しんでから下山とする。
この時間登ってくる人もなく45分ほどで無事下山。15時53分。
GPSマップ (拡大します)
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下山後、大崎町の道の駅「くにの松原おおさき」にある「あすぱる大崎・松韻乃湯」で汗を流す。
ここで車中泊とも思ったが次の大箆柄岳まで距離もあるので登山口まで行くことにする。鹿屋市で弁当(と缶ビール)を買って垂水市中心部から県71へ右折する。暗くなった道をくねくねと10Kmほど登ると右手に「高隈登山道(おおのがら岳)」を見て一安心。
垂桜集落へ入りさらに大野原林道へ入る。
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林道を4kmほど行ったところの登山口に着く。ちょうど夜8時。
初めての登山口単独車中泊だが…1台先客がいてちょっと安心? 
遠征最後の夜も食べたらすぐに夢の中…。
by jinashi | 2012-05-09 16:57 | 鹿児島県の山歩き | Comments(0)