「宇佐6山」の高山を登る 2012・2・12

高山(たかやま・480m) 大分かくれ名山(大分県宇佐市の山)
GPSマップ ※クリックで拡大します。
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前日の一望岩ルート探検で疲れたのか…今朝は朝寝をした。
近いところで宇佐6山(妙見山・谷山・石山・鬼落山・石井山・高山)縦走ルート取り付き(ゴール?)の山となる高山へ登ろう。
高山は高尾山とも言われ中世(戦国時代)の歴史の残る山だ。山頂部と南東へ尾根続きの茶臼山(支城跡)にはこの地域を支配していた麻生氏の山城があった。大友に叛いた麻生氏はこの山城に籠るものの、大友の田原軍に取り囲まれて全員自害をし麻生一族は滅び、そして城は焼失したという。

宇佐市山本の「いいちこ」工場前から県道44の末を左折して耶馬渓方向へ向かう。稲積山や鬼落山への入口を過ぎると前方に高山が見えてくる。
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下麻生の「ほたるの宿」の標識を見て左へ狭くなった道をはいる。1.5kmほど行くと左に林道入り口があり「ふれあいの森高山」の案内板のあるところが登山口だ。
案内板の前の道幅が広くなったところに駐車。準備をして前方に高山の山容を望みつつ林道へ入る。11時44分。
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民家前の畑で作業する男性から「登りますか?」と声を掛けられる。
平地の植林帯から掘割となった林道を緩やかに登る。崖から染み出る水が枝を伝って凍った自然の造形美。
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15分ほど歩いたら山に取り付く。(ここまで車で来れたかな‥)
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左右に南天の赤い実を見て少し荒れた感じのゴロ石場を歩く。赤テープがしっかり続いていて迷うことはない。
植林帯からの急坂を登ると開けてきた。振り返れば鹿嵐山が望める。
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自然林の森に入ると樹木に名前が掛けられていて(なかなか木の名は覚えない)気持ち良い落葉の登山路となる。
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三つ井戸跡に着く。三つの窪地は井戸の跡なのだろう。一つは猪さんの風呂になっているようだ。
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右へと茶臼山(支城跡)へ向かう。標高差30mほどを登ると雑木林のフラットな山頂部に上がりつく。支城のあったところのようだ。先端部から石井山方向が望め、すぐ下には石井山への縦走路も見えている。
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三つ井戸跡へ戻り、ここから山頂まで標高差≒150mの急勾配の登りとなる。掘割を越えてジグザグに登っていく。
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ロープ場が現われてひと登りすると開けたところに出る。振り返ると石井山(右・488m)や鬼落山(左~おにおてやま・576m)が目の前に立っている。ここは日向ぼっこに良い。
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先ほど登った茶臼山(支城跡)も。
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この先から虎ロープが連続し厳しいジグザグの急登となる。木やロープにつかまり体を引き上げて登る。
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メンヒル(立石)のような大石が現われてくる。さらにきつい登りは続く。
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長い急登がフッとゆるんで肩に上がるとその先にたくさんの巨石が目につくようになる。麓の説明板では山頂部巨石群は古代祭場跡のようだ。
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回り込んで一段上がったところがオニシバリの群生する城跡の山頂だ。13時17分。
ここで450年ほど前麻生一族が果てたことに憐れみを思う。
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ドングリの枯葉の道を少し先に進むと北端の展望所に出る。晴天の下に素晴らしい景観が広がる。
まずは北西に八面山が絶景。
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北東には去年10月に登った稲積山が目と鼻の先だ。南面は採石場となっており半分が削られている。その右向こうは宇佐市四日市の市街地。
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風もなく温かい陽光の中で弁当をいただく。
北端からは鬼落山登山口方面に登山路が繋がっているようだ。素晴らしい景色を楽しんで下山とする。北端から山頂部へ戻るところ。
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オニシバリの開花を探しながら往路を戻る。
下山の林道から振り返る。左に高山、真ん中が茶臼山、右に石井山。
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下山は14時33分、車へ戻る。
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はじめてのオニシバリとの対面、古代立石や戦国時代の歴史遺跡、心地よい落葉の自然林、そして山頂からの景色、などなど見どころも多いいい山でした。
6山で未登の山は~谷山、石山、石井山となる。

オニシバリ(やっと見つけた数個の開花)
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   色着き始めたアオキの実
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   今年初めて出会ったスミレ
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大分市の穴井さん(元太平はつらつ山歩会)が取り付けたおなじみオレンジプレート。年月とともにだいぶ痛んできた。
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下山して麻生から山越えで院内へ。
峠から見た由布岳。さすがに豊後富士と呼ばれるだけの山だ…。
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院内町円座から宇佐方向へ向い「妙見温泉」へ。
知らないおじさんと2人きりの?露天湯は家族風呂よりいい湯でした。300円也。
夜は大分の姉夫婦と久しぶりの宗方(松が丘団地入口)焼き鳥「ろく」へ。
Commented by yamanba-hita at 2012-02-18 23:24
知る人ぞ知るオニバシリの群生地!
さすが良いコースをご存知ですね。
掘割のつらら?気温はマイナスだったのですね?
しかし良い山歩き(記)なさいますねえ。
国東半島出身の皆に読んでほしいブログです。
今のとこPCやってて半島出身は、babaの友人には居ないねぇ。
あっ!いたいた・・・あの人に教えちゃおうっと!
Commented by jinashi at 2012-02-19 22:00
今日は、ママは福岡へオイスターセミナーに、じなしはアストくにさきへ国東半島芸術会議に出席しました。これは国東半島を芸術(を切り口にして)で活性化をめざそうとするための準備の会議・・・ということです。別府プロジェクトの山出(やまいで)さんのリードで少しずつ動き始めたところです。むずかしいような・・・わかるような・・・
by jinashi | 2012-02-18 21:55 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(2)