高岩から一望岩を歩いたぞ! 縦走ルート探査会(第3回エコツーリズム学習会) 2012・2・11

 高岩(353m) 一望岩(≒290m) 
GPSルートマップ ※クリックで拡大します。
P=スタート&ゴール(駐車場所) A=高岩 B=一望岩 C=林道出会い
A~B連続する岩峰ピークとやせ尾根の稜線  B~C峰入り道  C~P林道

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国東半島の九州百名山(地図帳)・中山仙境の北に対峙する国東市西方寺と豊後高田市夷の境界に連なる岩峰を縦走することができないだろうか?
 もしもこの縦走が可能なら…
中山仙境を前田登山口から登り無明橋→高城→隠れ洞窟→六所神社へ降りて(ここで終わりとせずに)今度は神社のすこし上の峰入り道へと入りそこに残る歴史遺産を散策しながら谷筋を登って市境の後野越へ上がる。ここから(峰入り道を離れて)一望岩に上がり、連続する岩峰ピークを縦走して(先の中山仙境を左に見ながら)高岩へ上がり夷耶馬全体の絶景を俯瞰してから昔の峠道を下って前田へ戻る。 
 ~ という素晴らしい周回コースが完成するはずだ。


 周回(左回り)コース案(オレンジ~中山仙境コース、赤~峰入り道・一望岩・高岩コース) 右回りもあり  ※拡大します。
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予てよりO隊長、青鬼さんとこのことを話していたのだが、今日はいよいよ探検隊を結成してルートを調査することになった。第3回エコツーリズム研究会とする。
今日のメンバーはO隊長、青鬼さん、M野社長、じゅう三さん、とみさん、そしてじなしの6人だ。 
9時に旧竹田津トンネル見目口に集合。海外登山経験もあるじゅう三さんとは初対面の挨拶を交わす。O隊長には前日にコース要点の下見をしていただいている。(感謝)そのO隊長の先導で見目西方寺林道を上がっていく。高岩近くの道路わきに駐車して今日の打ち合わせ。
スタート前の元少年探偵団集合ショット。9時7分。
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山腹を直登すると8分ほどで尾根に上がりつく。左に高岩が聳えているのだが右手にも展望の良さそうなピークを見つける。
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右手へ進んだ先端の岩から北西に(一望岩の反対方向に)見えるのは昨年12月12日に訪れた「行者窟」あたりか?いや、さらにその向うかも…。
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Uターンして後に見える高岩へ向かう。
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前回(昨年3月2日)高岩へ登った後(反対)側から岩場を登る。9時33分。
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高岩山頂から中山仙境・夷耶馬全体の素晴らしい景観が広がる。これから向かう一望岩方向の岩峰群。
↓が一望岩。直線距離は≒600mか。
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東には鷲巣岳とその先に五辻不動の凸岩を望む。五辻不動下の稜線部が千灯・尻付岩屋への峠となる阿弥陀越。
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4等三角点が。
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高岩を下りていよいよ一望岩に向かう。
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西方寺から夷の楽庭へ越える昔の山道の峠(高岩越)を横切って次の岩峰へ向かう。大岩の左を巻き、木を捕まえながら登る。
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登り上がれば上には石殿の祠が祀られている。こんなところに祀られているのは雨乞いや大風除けの風神様か? 前には氷の張った舟形の手水鉢が。
後に聞いた地元の古老の話では「カナシキサマ(金敷様)」と呼ばれ、昭和50年代までにはお祭りを行っていたという。
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祠のある岩峰を一旦下って取り付きへ戻り先へと尾根を進む。雑木が茂るピークへ上がり着くとその先は絶壁となっている。
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前方にだいぶ一望岩が近づいてきたがまだまだ岩峰のアップダウンは続く。
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左手へ急坂を下り痩せ尾根を伝う。
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少し前に猪の群れが通ったようなまだ生々しい「獣道」を辿り先へ進む。(一旦下へ降りた方が良いのではと思っていたところ…)青鬼さんが先へとずんずん尾根筋を進むので皆さんあとに続く。これが正解でやせ尾根から先に頭を出したピークに上りつくことが出来た。
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足元から断崖のこの岩峰上からも360度の絶景だ。標高は≒300mほど。
夷谷をはさんで南に中山仙境が対峙する。(↓はピークの高城・316.9m) その後方にはハジカミ山と尻付山。
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西狩場(横岳)にある兄弟割石も見えている。
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前方すぐそこに一望岩が。
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先端部からすこし下って尾根へ乗る。枯れ枝をかき分けて緊張しながらやせ尾根を先へ進む。
うん、何とか行けそうだ。
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いよいよ一望岩直下へたどり着く。
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このルートでここが一番の崖登り。小さな鞍部の先に立ちはだかる10mほどの岩壁は上の木を掴み、左足を高い岩に掛けて身を引き上げることから始まる。
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岩峰の上部からはトラバースぎみに左を巻きその先を上へ登り上がる。
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上がったところは一望岩の一段下のテラスとなっており、来た方向を振り返る。
↓が高岩ピーク。手前のピークをムラーノ岩と名付ける。
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先に一望岩に登りついたO隊長とじゅう三さんが縦走を果たして「万歳!」 11時4分。
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一望岩の上り口がある向こう側(峰入り道から上がり着いたところ)へ廻る。
昨年10月の「峰入り道ウオークイベント」に際してガイド人のきよさんが取り付けてくれたロープとO隊長が事前にステップを取り付けてくれた古い梯子の片方と、さらに写真家の藤田晴一さんが以前に切ってステップにした雑木があり、これらを頼りに2mほどの高さの一望岩に上がる。
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一望岩から全方位が絶景だ。
年に2回行われる「仏の里国東半島山地一周トレッキング」では健脚の参加者はここまで登っているという。
南東部に見える322.4mピーク(↓~すこしアップ)方面。奥は黒木山。
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狭い一望岩の上で記念の一枚。
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各自持参の行動食を分け合う。
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後野越へおりて峰入り道を西方寺へと下る。林道へ出る。11時52分。
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緩やかな登りとなる舗装林道を歩いて高岩のふもとへと戻る。
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駐車場所へ周回する。12時21分。
お(じ)いさんたちの少年に戻った冒険も無事に終えることができました。
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縦走コースには断崖のやせ尾根、そして急な岩崖の登り下りと一部に危険ゾーンもある。今後はアルミ梯子やロープ、赤テープや標識などを整備していくこととした。
周回コースの整備が出来れば、中山仙境も九州百名山としてさらにグレードを高め、四季折々にはもっとすばらしい感動を得ることが出来るであろう。

        
        ミツマタの蕾
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        マンリョウ
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        炭焼釜跡の入口に立つ根性杉
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         岩陰にあった猪の赤ちゃんの寝床(ベッド)
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by jinashi | 2012-02-13 17:38 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)