常盤コースから登る猪群山 2011・9・4

登山口~豊後高田市真玉常盤(ときわ)

猪群山(いのむれやま・458.2m) 別名~飯牟礼山 
大分百山(旧九州百名山)~2回目

台風12号は自転車を漕ぐようにゆっくりと四国から中国地方を縦断した。台風の東側では大雨が続き広い範囲で大きな水害が明らかとなる。
このところ地球は異変続きだ。

今日は朝から大津波に備えて地区の防災訓練がおこなわれた。
昼前になって(天気もすっきりしないが・・・) りっちゃんを誘って近くの猪群山に登ろう。

猪群山は海岸線のR213からどっしりと盛り上がってよく目立つ山だ。
1983年には作家の松本清張が登って山頂部のストーンサークルやメンヒル等の現地調査をしている。古代朝鮮文化による祭祀場などといわれているが、いまでも卑弥呼の墓では?・・という説が残っている。

5年前に臼野から入って飯牟礼(いのむれ)神社近くから登ったのだが、今日は真玉のR213から県道654を上り真玉温泉手前の常盤登山口から登る。以前に地元の人により常盤コースが整備されたことを新聞で見て登山口の下見はしていた。
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常盤区公民館から舗装路を標識に従って進むと登山口に着く。駐車場、トイレ、休憩所、杖などが整備されていて地区のみなさんの熱意と歓迎が伝わる。
雨は止んではいるが山頂部は雲に覆われているようだ。
ここの標高≒100m。山頂までの標高差≒350mを登る。準備をしてスタート。12時28分。
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少し登るとこんな方言の標識が。「だったーよかおうえ」     ・・・まだ早い!
この後にも次々と・・・。
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明治時代の植林の記録か?
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30分ほど登ると7~8mほどはありそうな大きなメンヒル(立石)が現われる。
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去年?の登山会の参加者の名前が。見たことがある名前もあり。
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急坂となってきた。
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山頂から南にのびる尾根の肩に上がりついた。周りを大小の石で囲まれており「ミニストンサークル」となっている。
「いっぷく望」ともいい見晴らしの良いところだが霧の中に豊後高田の中心部やヴィラフローレスタ(農業体験ができるコテージ)がうっすらと見えている。
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少し下って登り返すと東屋があって2等三角点のある山頂に着く。13時39分。
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りっちゃんから手作りクッキーと温かいコーヒーをよばれる。
一休みしたらストーンサークルへと東方へ向かう。擬木の階段を下って夏草が茂った道を蜘蛛の巣をとりながら進む。臼野登山道を左に見るとまもなくストーンサークル入り口となる陰陽石が迎える。かつてはここからは女人禁制の地。
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天気が良ければ国東半島中央部の山々が望めるのだが今日は霧の中。
中央部にある御神体石。高さ4.4m。
上部の窪みには水が満ちていて金魚が住んでいるという。ただしこの金魚を見たものは盲目になる
 ~という伝承もあり。
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山頂部に戻って往路を下山する。
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自然観察もしっかりと。
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1時間ほどで下山。15時ちょうど。下山にあわせたように雨が降り出した。
遺跡が残り見どころも多く歴史ロマンがあり展望も(天気が良ければ)素晴らしい山だ。そして地元の熱い思いも伝わる。低山だがぜひ元のように九州百名山に登録してほしい山だと思う。
近くの「仙人湯」で汗を流す。350円なり。
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          御神体前の草むらに咲くヤブラン
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               ん?
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by jinashi | 2011-09-05 18:47 | 国東半島・宇佐の山歩き | Comments(0)