宇佐神宮歴史舞台を散策 パート2  2011・6・26

台風5号は東シナ海を北上し、大分県南部地方には大雨洪水警報が発令されているようだ。これで4週連続の荒れた天気となり山歩人にはため息の出る日曜日となる。
思いついて湧水汲みに出かける。
その前に6月初めに宇佐神宮の菱形池周辺を廻ったときに残した歴史舞台を散策してみよう。

舟繋ぎ石 ~宇佐市和気

宇佐のR10号を通るときに見かけていた(なんとなく和気清麻呂伝説とは聞いてはいた)のだが、「舟繋ぎ石」へは初めて訪れた。
JR宇佐駅から宇佐神宮へ向かいダイハツ販社先の右手にある中華料理店「せぐち亭」のとなりに看板がありその舟繋ぎ石が祀られている和気神社がある。
孝謙天皇の命により派遣された和気清麻呂が宇佐八幡神のご神託を受けるために到着したとき舟を繋いだという場所だ。ここの地名は「和気」。古くは寄藻川左岸の船着き場だったようだが・・・少しの説明書きが欲しいところだ。
  舟繋ぎ石
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宇佐八幡宮は日本史にもしばしば登場するが、なんと言っても道鏡事件が最も知られているだろう。
 道鏡事件とは~
怪僧弓削道鏡は女帝孝謙天皇(後には称徳天皇となる)に取り入って情を交わし宇佐八幡のご託宣があったとして天皇の座を狙う。しかしながら、和気清麻呂は道鏡を天皇にせよとの宇佐八幡の信託は偽ものであり、宇佐八幡からは「未だ臣は君にはならず」との託宣があったとして道鏡の失脚を画策する。(769年)その後、和気清麻呂は孝謙天皇・道鏡により左遷、改名させられた後大隅国に流されるが、白壁王(後の光仁天皇)の時代になって召し返され、それとともに道鏡は失脚流罪となる。

全国には和気清麻呂そして弓削道鏡を祀る神社や寺は多くあるようだ。
和気清麻呂を祀る神社では~道鏡から恨みを受けて足の筋を切られた和気公は宇佐に逃げたのだが、その時に数百頭のイノシシから助けられたといわれることから足腰の病気・怪我回復にご利益があるという。
また道鏡を祀る社寺では~道鏡の巨根伝説か?男根を奉るところが多いようで、病気平癒や夫婦和合のご利益があるという。

大尾山(おおやま)護皇(ごおう)神社大尾(おお)神社

宇佐神宮へ向かう。
ボーイズリーグの試合がおこなわれている宇佐神宮野球場Pに車をとめる。
舗装路を少し南へ歩くと右手に大鳥居からまっすぐの参道がこちらに続いている。舗装路を越えて左の大きな対の石灯篭からは上部に鳥居と石段が続いている。
    大鳥居方面
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    橋を挟んで・・大尾山方面
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標高差30mほどの石段を登りきると正面に高さ5Mほどの大きな「和気公之碑」が。
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その右手にあるのが護皇(ごおう)神社
この山上で和気公は八幡大神による御神託を受けたという。皇統が守護されたことで和気公を守護神とする護皇神社が祀られている。
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碑の前に戻り緩やかにカーブして登ると大尾(おお)神社へと着く。二つの宮のあるところは宇佐神宮の元宮である御許山支尾根の麓であり、ここの標高は50mほどか。下からボーイズリーグ戦のウグイス嬢アナウンスが聞こえる。
説明板には~
八幡大神は奈良の都の大仏開眼式に臨まれ、宇佐へご帰還ののち、天平神護元年(765年)この大尾山にしばしの間鎮座するとの御宣託により山上に本殿を造営、十五年間お鎮まりになった。この間、神護景雲三年(769年)七月十一日 和気公は「宇佐使」として当地に参向、皇統を守護する宣託を受けられた。大神が本宮へ還御されたのち神勅拝受の聖地として八幡大神の御分霊を祀り、大尾神社と称された。
  大尾神社の鳥居。神殿は左手にある。
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古代蓮
参集殿・宝物館の前にある初沢池(はつさわのいけ)に古代蓮が咲いているのでは…と行ってみるとまだ蕾だった。7月中旬ごろからが見ごろとなりそうだ。
この古代蓮は昭和26年、縄文時代の古代ハスの種を開花させることに成功した博士の名前から大賀ハスと言われている。早朝、つぼみが開くときには「ポン」という音を聞くことができるそうだが…(ほんとかな?)。
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ポカラカレー

お昼は安心院町との境にあるカレーの店「ポカラ」へ。3~4度目かな?
県道658号を安心院に向かい熊正覚寺公民館先を御許山登山口へと左折するとすぐのところ。(まっすぐ行って峠を下ると米神山(こめかみやま)立石(りっせき=メンヒル)へ)
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マサラチキンカレーのセットを注文(1100円)。
まずはチャパティーをちぎり、カレーをのせて頂きます。最後にラッシー(インド風ヨーグルト~後でもってきてくれます)を飲むとさっぱりします。
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マスターは隣の棚田状の水田で無農薬のコメ作りをしている。広さは1反ほど。5~6俵ほどとれるそうだ。
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水の口湧水
そして最後は水汲みへ。山香の水の口湧水はいつも大盛況です。
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Commented by マイルド at 2011-07-01 10:35 x
まいまいさん、ご無沙汰しています。過日は励ましを頂きありがとうございました。
1週間前から大阪へ戻っています。昨夜はY氏と新大阪で楽しいお酒を時間をかけて頂きました。大分元気が戻ってきましたのでご安心ください。1週間後またそちらへ戻ります。
by jinashi | 2011-06-28 14:47 | 国東半島あれこれ | Comments(1)