竹田市神原白水登山口
大障子岩(おおしょうじいわ・1451m)
九州100名山・大分百山~2回目
ママの大分百山~100座目
4月3日の夏木山で99座目となっていたママの大分百山。いよいよ今日完登の日を迎えた。
本日のサポーター(見届人)はじなし以下二郷山友会のO会長、Fさん、さとみさんと大分市の孝子さん、
そして特別ゲストサポーターに大分市「うさぎ&かめの山楽校」会長のタカ子さんがナビゲーターとして同行していただくこととなった。
最後に残ったこの大障子岩は100山の内ではおそらく一番手強い山で、ガイドブックにも「健脚コースで必ずベテランと同行すること」などと書かれている。4年前のこの時期にO会長以下5名で尾平→宮の原→大障子→前障子→健男社へと縦走したが厳しいアップダウンに故障者も出てやっと日没時刻に下山したときにはじなしもバテバテだった。登山コースはいくつかあるが、山楽校事務局長Aさんから(ママの実力と安全面から)薦められた神原白水(こうばるしろうず)⇔八丁越コースを登ることとする。タカ子さん以外は皆初めてのコースで楽しみだ。
早朝、タカ子さんと竹田の玉来駅で合流する。皆さんと初対面のあいさつを交わして神原白水登山口まで先導していただく。今日は晴天のいい一日となりそうだ。
登山口となる狭い林道にUターンして車を停める。
準備をしてタカ子さんを先頭に歩き始める。6時32分。ここの標高≒550m。
植林帯の急坂を上って行く。
大岩の横を通る。
途中の谷間から振り返ってくじゅう連山を望む。
小滝を過ぎる。
ガレ沢を登り左の尾根へ取り付く。
長い急登が続きママもスローダウン。このあたりから新緑の自然林となりシャクナゲのピンクが目に付くようになる。
急坂の尾根から左上に大障子岩が見えてくる。
八丁越に上がり着き縦走路に合流して一休み。9時18分。
大障子岩へ向かうとすぐに愛しの滝コース(クーチ谷)分岐を右に見て展望の良い露岩に上がる。
左に傾、右に障子岳・天狗岩までのパノラマが広がる。足元に尾平の谷が深い。
風に揺れる(終盤となった)アケボノツツジが現れてくるとさらに急坂となり木の根や岩を掴んで登る。前峰の虎ロープがさがる大岩を越える。
前方に聳え立つ大障子の大岩に圧倒される。山頂部の先端に先ほど追い越していった男性が一人豆粒ほど。
(後にその男性はHP「大分山日記」のよっちゃんさんだと知ることになる。)
ここからタカ子さんはママを先頭に立たせる。
一旦下って大岩の壁を左にして登り上がる。右に前障子への縦走路を分けるとその先が山頂だ。
後半ペースが落ちてきたママだが笑顔で一番先に大障子岩の山頂に立つ!
大分百山~100座目の山頂だ。10時23分。
さっそく皆で記念山頂写真。
山楽校事務局長のAさんがこの日のために作ってくれた記念プレート。
祖母山方向の絶景。
先端部から振り返って見る前障子。
左に傾山。中央に笠松山方向。
全方位の絶景を楽しみながら昼食タイム。Oさんのさくらんぼや野いちご、タカ子さんの冷えたトマトが振舞われる。
4年前にじなしが投げそこなって先端部の割れ目に落ちていった発泡酒がまだあるのが見える。
1時間ほどゆったり休憩する。男性2人が登って来たのを機に下山開始。
終りとなったアケボノツツジが青空の下で風に揺らいでいる。
往路を戻り2時間30分ほどで全員無事に下山する。
同行していただいた山楽校のタカ子さん、O会長さん、Fさん、さとみさん、孝子さん、ありがとうございました。皆さんのサポートのおかげでママも山登りを始めて6年で大分百山を完登することが出来ました。
帰路にタカ子さんが連れて行ってくれた穴森神社参道のご神木。 5人がかりの太さ。
神殿裏にある姥嶽大明神の化身の大蛇が棲んでいたという洞窟。
ギンリョウソウ
ツクシシャクナゲ
ヒカゲツツジ
アケボノツツジ(終り)
八丁越のブナの新緑