武士の家計簿

 「武士の家計簿」を見た
わさだタウンのシネコンで。
1日1回の上映だがこの日の観客は30人ほど。じなしの年齢が多い。
最初に題名からどんな映画なのか想像できなかったのだが・・・そろばんをはじく音に囲まれて見ているうちに引き込まれていく。

磯田道史原作「武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新」を映画化した時代劇。
加賀藩で代々御算用者(ごさんようもの)といわれる経理に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士猪山家の3代が、妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描いている。
猪山家の家計簿からよみがえる下級武士一家の暮らしぶりから、現代にも通用する生き方のヒントがあるようだ。
おためごかしの財政支出や赤字国債を次世代につけまわしする今の国政には消費税アップを議論する前に国会議員の先生方にはぜひこの映画を見てもらいたいものだ。
また、家業を継ぎその道を極めることの意味、そして親子とはどうあるべきかを考えさせられる。
一方で鶴亀算などの和算が江戸時代からいかに優れていたかが窺える。

主役の猪山直之に堺雅人、妻役を仲間由紀恵が演じる。脇役には中村雅俊、松坂慶子、草笛光子、西村雅彦等が。チャンバラの場面がない時代劇もめずらしいが余韻ののこる映画だ。
おすすめ度~★★★★
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by jinashi | 2011-01-24 13:13 | 生きる力 | Comments(0)