メデタイ日に登る脊振山 2010.10.10(日)

福岡市早良区椎原・車谷コース登山口

脊振山(せぶりやま・1055m) 九州百名山・61座目
  福岡市早良区と佐賀県神崎市の境界の山。東西60kmの脊振山地の主峰。
昨日は孫(長男の次女)の幼稚園運動会で糸島市の長男家に泊まる。
今日は10が3つ重なる(そして大安)メデタイ日のようだ。 さらに・・・じなしの「ん歳」の誕生日。
九州100名山~61番目の脊振山を登る。
早朝6時過ぎに出発。夜来の雨で路面は濡れているが青空も見えて今日は天気になりそうだ。ただし脊振山系は雲の中。福岡市早良区椎原(しいば)の県道136から「椎原峠登山口」標識を右折し集落に入る。車の離合が困難な杉林の中の狭い道を進むと新しい林道に出合い直進したところが車谷コースの登山口。
脊振(せぶり)の語源は①韓国のセフル(ソウル)と同じでハングルでは国の都(中心)を意味する。②弁財天が乗ってきた馬が背を振った。③筑紫の脊髄であり頭脳または心臓を現す・・・などの説があるようだ。(角川地名辞典)

ツリガネソウやミゾソバが咲き乱れる空き地に駐車して準備をしていると若い男性の車が着く。私たちと逆コースで周回するそうだ。昨夜の雨のため雨具のズボンを穿く。7時38分、椎原林道を歩き始める。ここは標高390m。
a0166196_1745326.jpg

チェーンゲートを越えて間もなく林道は終点となり椎原コース登山口となる。
a0166196_1753853.jpg

右に沢音を聞きながら荒れた山道を進む。「鬼ケ鼻岩」の分岐を過ぎて涸れ沢から植林帯を登る。
a0166196_1761015.jpg

林道に出るとアケボノソウが迎えてくれる。
a0166196_17595165.jpg

さらに植林帯や自然林の急坂を進み数度沢を渡る。
a0166196_177204.jpg

沢が分かれるとひと登りで椎原峠の広場に出る。ここまで1時間とちょっと。
まっすぐは一谷登山口。左が脊振山。右に鬼ケ鼻岩、金山へ縦走路が繋がる。その鬼ケ鼻岩が北方に聳えているはずだが濃霧で見えない。
a0166196_1792448.jpg

脊振山まで4Kmとある指導標に従い九州自然歩道を東に向かう。
a0166196_9104177.jpg

右佐賀、左福岡の県境尾根道をゆるやかにアップダウンしながら歩いていく。
a0166196_17104941.jpg

左へすこし入り伝説の岩「唐人の舞」へ立ち寄る。昔唐の人がふるさとを偲んで舞ったと伝えられる大岩の上から福岡市街地や脊振山頂方面が望まれるはずだが霧の中。
a0166196_1712437.jpg

縦走路に戻りミツバツツジのアーチを潜りクマザサをかき分けて進む。反対側の金山まで(脊振山から約8.8Km)をピストンする若い男性とすれ違う。
a0166196_17125030.jpg

右に太鼓石分岐を過ぎて砂礫の広場に出ると朝登山口で一緒になった男性と出会う。
その先で気象庁レーダードームへの舗装路に出る。
a0166196_171546.jpg

右へと向かい矢筈峠を過ぎてヘアピンカーブを登るとゲートのある県道へ出る。
(そうです、この山は山頂部まで車で登れるんです)
直進して木橋を渡りキャンプ場へ向かう。時には陽も射してきて明るくなる。
a0166196_17165562.jpg

龍神池のある広場を過ぎると航空自衛隊駐屯地の横を通る。刃物を持った男を取り押さえる訓練をしている。
北朝鮮や中国との緊張が続くが重要な防衛基地の機能を果たしてくれているのだろう。
a0166196_17194960.jpg

石段を上がると金網越に役の行者が見える。かつてこの山が英彦山と並んで密教を信仰する修験者山岳修行の場として栄えたことがしのばれる。
a0166196_17235153.jpg

大弁方天の鳥居と脊振神社上宮の鳥居を潜れば2等三角点のある山頂だ。11時ちょうど。
a0166196_17252770.jpg

山頂温度計は14℃。霧でほとんど視界はないが隣のレーダードームが唸っている。
山頂写真。
a0166196_172602.jpg

下の小屋で昼食とする。
11時30分、下山をはじめる。一瞬霧が晴れて向こう側のレーダードームが見える。
a0166196_17263878.jpg

往路を戻る途中から佐賀方面がすこし望める。
a0166196_17272533.jpg

矢筈峠から右の車谷コースへ入る。ステンレスの階段を下りロープの急坂を下る。
a0166196_17281055.jpg

沢に出会うと傾斜が緩み何度も渡渉したり中洲を歩いたりする。林道に出て再度植林帯にはいり広くなった沢沿いをぐんぐん下っていく。
下の林道に出て朝の登山口へと無事周回して下山。13時37分。近くには多くの登山者の車が停まっている。
a0166196_1729716.jpg


                     アケボノソウ
a0166196_17342857.jpg

                 一気に生えた(であろう)キノコ群
a0166196_17354477.jpg

                     アキチョウジ?
a0166196_1736163.jpg

                      ジンジソウ(すこしピンボケ)
a0166196_1737143.jpg

                      ツリフネソウ
a0166196_17374962.jpg

                      ミゾソバ(花が開く前は金平糖そっくり)
a0166196_17381414.jpg

  下山した椎原地区にあるそば屋「そば処しいば」に立ち寄る。
a0166196_18133668.jpg

  山かけソバ(800円)を頂く。のど越しがよく風味があって旨い!こんな時間(14時20分)、こんな田舎?なのにお客が多い(満席)。
a0166196_18184140.jpg

by jinashi | 2010-10-11 21:43 | 福岡県の山歩き | Comments(0)