田染荘小崎の農村景観

田染荘小崎シンポジウム  8月7日(土)~ホテル清照
豊後高田市の「田染荘小崎(たしぶのそうおさき)の農村景観」がこのたび国重要文化的景観に選定された。
大分県では「日田市小鹿田焼の里」についで2番目となる。
田染荘小崎地区は奈良時代から開発がはじまり、鎌倉時代には宇佐神宮権大宮司永弘家の次男栄重(ひでしげ)が荘官として尾崎屋敷に入り尾崎氏の娘と結婚し私領を増やす。永弘文書にはその当時から現在まで時空を越えてほぼ完全なかたちで圃場や集落の遺構が残っており、現在では国内に4000ほどあったという荘園ではここだけだ。
高度成長期に圃場整備の話を機に実態調査を始める。以降住民の皆さんと粘り強く話し合いをすすめる。
この度の国選定に合わせて市、市教育委員会主催のシンポジウムが開催された。
午前中に行われた現地説明会に参加する。

「ほたるの館」で地元郷土史研究者の河野さんのお話を聞く。
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集落へと歩いて移動する。前の岩屋は鬼が住んでいたという魔所の間戸岩屋。
今日も朝から暑い。
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永弘文書にある為延屋敷の説明を聞く参加者。
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市内の「ホテル清照」へ移動してシンポジウムに参加する。
小崎の保全に当初から係ってきた別府大学教授の飯沼賢司先生の講演(基調報告)を聞く。
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小崎では景観保全や都市住民との交流のため2000年より荘園領主(水田オーナー)を募集している。現在120人が領主となっており御田植祭や収穫祭などの交流イベントに参加している。
by jinashi | 2010-08-12 09:24 | 国東半島あれこれ | Comments(0)