初夏の花いっぱいの平尾台 2010・5・16

茶ガ床園地登山口

 貫山(ぬきさん・712m)  九州100名山 2回目
  ~周防台(609m)~権現山(558m)
数日前の週間天気予報では今日は「くもり~雨」だったが、外れてくれてみごとな快晴だ。3週続きの祖母山系から離れて山野草の宝庫である平尾台を歩いてみよう。ここ北九州国定公園平尾台は天然記念物の日本三大カルスト台地だ。
左は大平山(おおへらやま・587m)、中央奥がこの山系最高峰の貫山(ぬきさん)。
a0166196_10381291.jpg

茶ガ床園地駐車場にはほぼ一杯の車が・・・。トイレの位置が変わって新設されきれいになっている。前回と逆廻りでチェーンゲートを越えて農道?を大平山へ向かって歩きはじめる。9時18分。カッコーの声がする。
a0166196_10473766.jpg

表面が風化?して丸みを帯びた石灰石(結晶性石灰石=大理石)の間をすすむ。羊の群れが草を食んでいるように見えることから「羊群原」と呼ばれる。毎年3月には野焼きがおこなわれているようだ。
a0166196_111380.jpg

大平山からのコースと合流。ここは九州自然歩道で良く整備されている。前回2008年初秋にキキョウの咲き群れていた急坂を登る。
手前の陥没は大きなドリーネ(石灰穴=降雨の溶食などによるすり鉢状の窪地)。正面が大平山。その上に福智山が浮かんでいる。
a0166196_11193125.jpg

登りきると見晴のよい四方台につく。貫山もだいぶ近づいてきた。薫風が気持ちよい。
a0166196_11261893.jpg

小鳥(ヒバリ?)も時には歩きたい? すぐそば。
a0166196_11291476.jpg

すこし下って左の塔ヶ峯(578m)へつづく林道を直進するとここから山頂までは坂道が続く。若い人に追い越されながらも登り上がると山頂部が見えてきた。
a0166196_11362813.jpg

山頂写真。10時54分。
a0166196_11384953.jpg

北東の周防灘海上には北九州空港が霞む。
北の正面には去年の夏に登った足立山が。和気清麻呂と弓削道鏡の伝説が残る。
a0166196_1143760.jpg

一旦四方台に戻っておにぎりタイム。ノグルミの木蔭に5月の風が吹き抜ける。
a0166196_122678.jpg

ここから中峠に向かって緩やかに下る。子供連れの若いファミリーの団体が次々と登ってくる。
途中にオキナグサの群落が。花の時期も過ぎ花弁を落としてつややかな白い綿毛を揺らせる〈翁〉となっている。
a0166196_12331728.jpg

          これが翁になる前の花(2009年春、阿蘇根子岳山麓で)
a0166196_12371644.jpg

(大平山をパスしたので・・・替わりに?) これから登る周防台と権現山(右手)。
a0166196_1244594.jpg

セカンドウインド※状態で登ると16分ほどで周防台(609m)山頂に着く。上空にパラグライダーが4機舞っている。
※心拍数や血圧が安定して楽な状態=マラソンランナー用語
a0166196_124612.jpg

先ほど登ってきた貫山方向を見る。
a0166196_12463738.jpg

すこし下って寄生山?の権現山(558m)へ登り返す。
a0166196_12475444.jpg

急坂を下ると舗装路に出る。ここからすこし下って茶ガ床園地に周回下山する。12時50分。
キンラン、ギンラン、エビネなども咲いているというが出会えなかった。
a0166196_14182460.jpg


                       タツナミソウ     
a0166196_13153288.jpg

                       カノコソウ
a0166196_1316117.jpg

                        ニガナ
a0166196_13162969.jpg

                       アマドコロ
a0166196_1316543.jpg

                 石灰石の割れ目に咲くイワガラミ
a0166196_13182672.jpg

                      ジャケツイバラ
a0166196_13274913.jpg

by jinashi | 2010-05-16 22:58 | 福岡県の山歩き | Comments(0)