山鹿市菊鹿町矢谷登山口
八方ヶ岳(やほうがだけ・1052M) 熊本県菊池市
九州百名山
50座目
カーナビで最短距離設定をしたら天ヶ瀬→鯛生金山経由となり3時間ほどで矢谷橋登山口に着く。山名の由来は八面山と同じ何処から見ても同じような形をしていることからのようだ。
8時10分、登山口からしばらくは右に瀬音を聞きながらわかりやすい山道を緩やかに登る。
何度か渡渉して1時間ほどで瀬音を離れて鞍部に上がり着く。右へ向かい前方山峰の右を巻くと道が所々で崩壊している。大岩のロープ場など源流の上部を注意しながら進む。番所分岐からはシャクナゲやアセビ、ドウダンの尾根道となり小鳥の囀りを聞きながらいい気分。
山ノ神分岐を過ぎひと登りで潅木のアーチから青空の山頂に飛び出す。10時16分。
遠くは霞んでいるものの2等三角点標柱と祠のある丸い草原の山頂からは360度の素晴らしい景色だ。
さすがに九州100名山、4~5組がくつろいでいる。
南東に鞍岳を望む。左裾野へツームシ山とマゴ山も。後にうっすらと阿蘇五岳が。眼下に竜門ダム。
北には4年前に縦走した釈迦岳~御前岳など津江の山並も。
下りは山ノ神へと折れる。間伐作業が終わった国有林?の檜林をジグザグに下る。
ぐんぐん下って舗装したての林道へ下り着く。下から特異なカニノハサミ岩を仰ぎ見る。
林道歩きも40分ほどで登山口へと周回。すこし下って駐車場所へと無事下山。12時43分。
山鹿市方向へ下る途中からのカニノハサミ岩。登って来た山頂は左後方の丸い所。
山鹿温泉で疲れを癒し今春見納めの花見ドライブで帰還する。
ヒメウズ(姫烏頭)
クロモジ(黒文字) 枝木は高級楊枝の材料となるらしい。
ツクシショウジョウバカマ(筑紫猩々袴)