英彦山(ひこさん)周回 2010・3・14

別所駐車場登山口

英彦山(南岳1200M→中岳1190M)を周回
2006年7月以来の英彦山。2回目はコースを変えて未踏の玉屋神社から南岳を周回する。
かつて奈良大峰山、出羽の羽黒山とならんで日本三大修験道と言われた山で多くの歴史遺産が残る。天照大神の御子天忍骨尊(オシホミミ・日の御子)を祭る山として日子山が彦山となり江戸享保年間に霊元天皇より美称を賜り英彦山になったという。
~以上は学習で006.gif
別所駐車場にはまだ先客は1台のみ。予報の曇りのち晴れを期待して7時20分、駐在所横の道を入る。有料P先の売店から一直線の長い石段をあがって行くとかつては全山3800もあったという坊の前にミツマタの花が灯る。
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奉幣殿下の杉田久女の句碑 ~ 谺して山ほととぎすほしいまゝ
当時とんでる女性として男どもを欲しいままにしたのか?
近くに広瀬淡窓の漢詩もある。
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奉幣殿先の階段を上がり右手玉屋神社方面へと山道をすすむ。途中で奉幣殿を振り返る。
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苔むした石垣の坊跡。この先からは杉林のアップダウンを進んで行く。
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玉屋神社に着く。猿田彦社となりの岩屋は法蓮上人ゆかりの霊水が岩から滲み出ている。
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小尾根から急な下りをやり過ごすと霧の中に鬼杉が直立している。2年前に岳滅鬼山の下りに立ち寄って以来の再会だが周囲12.4M、樹齢1200年の国の天然記念物は人を感動させる。森の巨人たち100選にも選定されており周辺にはこのような大杉が多い。
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十字の分岐を南岳へ向かうと崩れた石段の急坂が続く。ママも超スローダウン。
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「鬼が社を建てようと伐りだした材木の残り」といわれる柱状節理の[材木岩]。
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さらに厳しいクサリの岩場が連続する。
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気がつくと頭上にマンサクが開いている。
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ひと登りで南岳山頂に着く。11時55分。1等三角点にタッチ。廻りの笹原に雪が残る。1組が休憩中の展望小屋で昼ごはんとする。小屋のテラスから由布岳などが見えるはずだが本日は霧の中。
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雪の残る道を一旦下る。鞍部でおじさんが先日の雪の重みで折れた枝を片付けている。この尾根は大分と福岡の県境のはずだが地図では曖昧になっている。
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登り返すと霧の中から中岳山頂に上宮が現れる。
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一応山頂写真。017.gif このあとすぐに下山開始。
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関銭跡、稚子落しを過ぎ野鳥の森自然観察路分岐までは前回も歩いた。さらに下って三女神を祭る中宮にお参りする。
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石段や丸木階段の急坂を下ると奉幣殿の上で周回する。
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奉幣殿からの石段は手すりを持って疲れた足を引きずるようにして別所駐車場へ着く。
14時30分。
すこし先へ行った「しゃくなげ荘」の温泉で疲れを癒す。042.gif
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天気の回復も期待していたが山頂部は終日ガスの中。7時間超の長い周回だったが深い森や険しい岩尾根そしてホソバナコバイモ、マンサクなどの花との出会いは思い出に残る山歩きとなる。
下山後参道沿いの松養坊に立ち寄る。以前観光ガイドの交流会でお世話になったところだ。庵主は残念ながら不在。
(可憐なホソバナコバイモの花)
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by jinashi | 2010-03-15 22:56 | 福岡県の山歩き | Comments(0)